株式会社日本経済新聞社(以下「日本経済新聞社」)が、働き方改革を通して持続的に成長する先進企業を選ぶ「日経スマートワーク大賞2025」で、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)がテクノロジー活用力部門賞を受賞。ソフトバンクは、2019年に審査委員特別賞、2021年にテクノロジー活用部門賞、2022年にイノベーション力部門賞、2023年に大賞、2024年に人材活用力部門賞を受賞しており、5年連続、6回目の受賞となりました。
「日経スマートワーク大賞」とは
日本経済新聞社が国内の全上場企業および有力な非上場企業を対象に「日経サステナブル総合調査 スマートワーク経営編」を実施。その結果を踏まえ、さらに外部審査委員会が人材活用に向けた取り組みや人材投資力、テクノロジー活用力などを総合的に審査して、次世代をリードするエクセレント・カンパニーを選出するのが「日経スマートワーク大賞」です。

ソフトバンクは、2024年の「日経スマートワーク経営調査」の総合ランキングにおいて、最高ランクとなる5つ星を獲得。評価軸となる3部門の『人材活用力』『人材投資力』『テクノロジー活用力』はいずれも最高水準の『S++』でトップクラスでした。
社内で実施する生成AIコンテストの参加率が高く、多数の提案や特許出願につなげていることや、携帯電話事業のコールセンターのサービスにおいてAIでのメニュー選択や本人確認の自動化などが、テクノロジー活用の先進的な取り組みと高く評価されました。加えて、テクノロジー活用に関する記者評価も高かったことが、今回の受賞につながりました。
2月25日に行われた表彰式で、ソフトバンク株式会社 専務執行役員 兼 CHRO 青野史寛は「テクノロジー企業の責任者として、このような名誉ある場所でお話しできることを大変うれしく思います」と受賞の喜びを述べました。
「私がソフトバンクに入社してちょうど20年がたちました。日本でブロードバンドを売り込むなどさまざまな取り組みを行い、現在ではグループ全体の従業員が5万人を超える企業に成長しました。この成長過程で大切にしてきたのは、社員からの提案を重視し、チャレンジする機会を提供することです。
現在、AIの時代が到来しています。ChatGPTなどのAIツールの使用を全社員に推奨し活用方法を考えてもらったり、社内で行われている生成AI活用コンテストでは、2年弱で19万件を超えるアイデアの応募がありました。加えて、OpenAI社との提携も進めており、新しいAIエージェントサービスの開発に取り組んでいます。全てのシステムをエージェント化し、新しい価値を創造することを目指しています。
われわれは、AIを徹底的に活用し、時代の先を行くリーダーとして新しい価値を提供し続けます。『情報革命で人々を幸せにする』という理念のもと、人と事業をつなげていきたいと思います」と今後への意気込みを示しました。
お知らせ
- 「日経Smart Work大賞2025」のテクノロジー活用力部門賞を受賞 (2025年2月4日、ソフトバンク株式会社)
(掲載日:2025年2月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部