セグメント別構成比

売上高 売上高
営業利益 営業利益
[注]
  1. ※1
    売上高の内訳は、外部顧客への売上高を表示しています。
  2. ※2
    2024年度のディストリビューション事業の営業利益は304億円です。
  3. ※3
    2024年度のファイナンス事業の営業利益は332億円です。

事業戦略

エンタープライズ事業では、モバイルや固定通信などの通信サービスに、クラウド・セキュリティ・IoT・AIなど付加価値の高いソリューションサービスを組み合わせ、企業・自治体の課題を解決することで収益の拡大を目指しています。

三つの競争優位性

1. 国内最大級の
BtoCプラットフォーム群

当社は通信、eコマース、メディア、コミュニケーション、キャッシュレス決済といった多様な分野で、数千万のユーザーを抱える国内最大級のBtoCプラットフォーム群を有しています。オンライン展開を目指す企業・自治体は、当社と連携することで、広範囲のユーザーに短期間でリーチすることが可能となり、マーケティングにかかる時間・コストの効率化につながります。

国内最大級のBtoCプラットフォーム群 国内最大級のBtoCプラットフォーム群

2. ワンストップの提供体制

当社は通信サービスに加え、クラウド・IoT・セキュリティなどのソリューションをワンストップで提供し、拡大する企業・自治体のデジタル化ニーズに応えています。また、生成AI関連ソリューションの開発・提供にも注力し、AIを活用した既存ビジネスモデルの効率化と高度化を支援しています。さらに、先進的なソリューションを自社内で徹底的に活用し、得られた知見や改善点を反映した上で顧客に提供している点も、大きな強みとなっています。

3. 豊富なデジタル人材

企業・自治体のデジタル化需要が急増するなか、当社は研修を通じたリスキリングの推進やジョブポスティング制度の活用により、ソリューションを企画・立案できる専門人材を確保しています。2024年にはSBテクノロジー(株)を完全子会社化し、エンジニアリソースと高い技術力をエンタープライズ事業に結集しました。また、生成AIやRPAを導入して業務プロセスを効率化し、創出したリソースをAIやクラウドなどの新領域へ再配置することで、人材の量と質の両面から競争力を強化しています。

[注]
  1. Yahoo! JAPAN:2024年1月~10月の月平均、LINE:2025年3月時点、その他:2025年3月末時点

事業目標

ソリューション等売上高

2桁成長(2023~2025年度年平均成長率)を目指す

(2024年度進捗)
前年比27%増

セグメント営業利益

2桁成長(2023~2025年度年平均成長率)を目指す

(2024年度進捗)
過去2年間の年平均成長率は12%

ソリューション等売上高 ソリューション等売上高
セグメント営業利益 セグメント営業利益
[注]
  1. ※1
    2024年度第1四半期より「エンタープライズ事業」に移管したSBテクノロジー(株)およびサイバートラスト(株)等の売上高は「ソリューション等」に含まれています。また、2024年度第1四半期より事業の管理区分を見直し、「モバイル」および「固定」における一部商材を「ソリューション等」へ移管しました。これらに伴い、2023年度の「エンタープライズ事業」の売上高の内訳全てを遡及修正しています。2022年度期以前はSBテクノロジー(株)遡及修正前の数字です。
  2. ※2
    2024年度第1四半期より、「その他」に区分されていたSBテクノロジー(株)およびサイバートラスト(株)等を「エンタープライズ事業」に移管しました。これに伴い、2023年度の数値を遡及修正しています。また、2022年度以前はSBテクノロジー(株)遡及修正前の数字です。
  3. ※3
    2023年度に計上した訴訟に係る引当金の戻入(90億円)